【世界遺産】92時間目 地球生成の歴史~アメリカ大陸の世界遺産

こんばんは、みや兄です!世界遺産検定1級合格に向けての勉強シリーズです。

公式テキストである「すべてがわかる世界遺産大事典(上)(下)」を中心に自分の苦手ポイントメモなどを加えていきたいと思います。

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今日は第92時間目ということで「92地球生成の歴史」です

■地球生成の歴史

◯グランドキャニオン国立公園

(自)アメリカ 1979年

登録基準(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)

場所 アメリカ西部コロラド川沿い

特徴 長年の浸食と風化によって作られた世界最大規模の峡谷。

アナサジ族や現在もこの一帯で生活するハバスパイ族が暮らしていた。

1919年にウッドロウ・ウィルソン大統領により国立公園に指定、その後1979年に一部が世界遺産に。

時代の異なる地層が幾層にも折り重なっている。地上に露出した地層では地球最古の20億年前の先カンブリア時代のものも。

Wikipedia→グランドキャニオン国立公園

◯カナイマ国立公園

(自)アメリカ 1979年

登録基準(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)

場所 ベネズエラの南東部にある。

特徴 世界最古の巨大なテーブル上のテーブルマウンテンと熱帯雨林、草原地帯からなる山地。

100いじょうあるテーブルマウンテンはカナイマの先住民ペモン族から「テプイ(神の家)」と呼ばれている。

公園最高峰はロライマ山。落差979mのアンヘルの滝(=エンジェルフォール)を有するアウヤンテプイ山など。

Wikipedia→カナイマ国立公園

◯イエローストーン国立公園

(自)アメリカ 1978年

登録基準(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)

場所 アメリカ北西部のワイオミング州、モンタナ州、アイダホ州の3州にまたがる。

特徴 アメリカ最大の自然公園。滝、渓谷、大草原、間欠泉や温泉、グリズリーやヘラジカなどの希少な動植物。

世界で最初の世界遺産12のうちの一つ。1872年に世界初の国立公園になる。

公園中心部に巨大なカルデラが形成されている。地下のマグマ活動は活発。有名なオールドフェイスフル間欠泉

人の手を加えないという概念ウィルダネス。手つかずの自然の意味で山火事が起きても消火活動はせず自然のままに任せる。

Wikipedia→イエローストーン国立公園

◯ダイナソール州立公園

(自)カナダ 1979年

登録基準(Ⅶ)(Ⅷ)

場所 カナダのカナディアンロッキー南東。

特徴 バッドランド(樹木の生えない「悪地」という意味)」と呼ばれる乾燥した原野が広がる国立公園。

世界最大級の恐竜化石層。7500万年前の白亜紀後期の地層が地表に現れておりそこから恐竜の化石が多数出土。

1884年に考古学者ジョセフ・バール・ティレルによって肉食恐竜の頭蓋骨が発掘されたのを皮切りに、多数の恐竜の骨格が発掘された。世界で知られる恐竜の5%がここから発掘されている。

Wikipedia→ダイナソール州立公園

◯ジョギンズの化石断崖群

(自)カナダ 2008年

登録基準(Ⅷ)

場所 カナダ東部ノヴァスコシア半島の海岸。

特徴 石炭紀の化石が多く発掘されていることから「石炭紀のガラパゴス」と呼ばれる。

石炭紀後期のペンシルベニア紀の地層が広範囲を占める。

Wikipedia→ジョギンズの化石断崖群

◯ミグアシャ国立公園

(自)カナダ 1999年

登録基準(Ⅷ)

場所 ケベック州ガスペ半島の南岸

特徴 古生代デボン紀の化石が約5000点見つかる。

19世紀中頃から四肢動物の起源とされるユーステノプテロンをはじめとした特に魚類の化石が多く発掘。

Wikipedia→ミグアシャ国立公園

◯ミステイクン・ポイント

(自)カナダ 2016年

登録基準(Ⅷ)

場所 カナダ東部ニューファンドランド島の南東部。

特徴 化石の産地。エディカラン生物群の化石が10000以上も発見されている。

これらの化石は地球上における生命の進化史上の分岐点を示す貴重な存在

Wikipedia→ミステイクン・ポイント

◯グロス・モーン国立公園

(自)カナダ 1987年

登録基準(Ⅶ)(Ⅷ)

場所 カナダ東部のニューファンドランド島西岸。

特徴 巨大なテーブルマウンテンが連なる台地。

海外沿いには氷河の浸食によるフィヨルドが形成。

Wikipedia→グロス・モーン国立公園

◯イスチグアラストとタランパヤ自然公園群

(自)アルゼンチン 2000年

登録基準(Ⅷ)

場所 アルゼンチン北西部のサン・ファン州及びラ・リオハ州

特徴 2つの公園には中生代三畳紀に生息していた恐竜や魚類、両生類、哺乳類の祖先、植物などの化石が産出。

Wikipedia→イスチグアラストとタランパヤ自然公園群

◯ロス・グラシアレス国立公園

(自)アルゼンチン 1981年

登録基準(Ⅶ)(Ⅷ)

場所 アルゼンチン南部、チリ国境をなすパタゴニア地方。

特徴 南極大陸、グリーンランドに次ぐ世界第3位の氷河地帯。

最も大きいのがウプサラ氷河。もっとも動きが活発なのがペリト・モレノ氷河

Wikipedia→ロス・グラシアレス国立公園

◯ハワイ火山国立公園

(自)アメリカ 1987年

登録基準(Ⅷ)

場所 ハワイにあります。

特徴 火山地帯ならではの光景。植物の生態も熱帯雨林、砂漠、高山帯のツンドラなど多様。

園内にあるマウナ・ロアは海底部分にまですそ野が広がる世界最大の活火山。

マウナ・ロアの東にあるキラウエア火山は世界で最も活発な活火山といわれる。

Wikipedia→ハワイ火山国立公園

◯モルヌ・トロワ・ピトン国立公園

(自)ドミニカ国 1997年

登録基準(Ⅷ)(Ⅹ)

場所 ドミニカ国。(ドミニカ共和国ではない)

特徴 熱帯雨林に覆われた火山地帯。トロワ・ピトン山を中心とする5つの火山がある。

直径62mの温泉湖ボイリング・レイクが有名。

世界最大のカブトムシヘラクレスオオカブトが生息している。

Wikipedia→モルヌ・トロワ・ピトン国立公園

◯グランマ号上陸記念国立公園

(自)キューバ 1999年

登録基準(Ⅶ)(Ⅷ)

場所 キューバの南西部シエラ・マエストラ山脈西側部分。

特徴 海上360mから海中180mに及ぶ石灰岩の海岸段丘が完全な形で残る。

カリブ海プレートと北米プレートの境界上に公園があることを示す崖がある。

メキシコに亡命していたフィデル・カストロらがヨット「グランマ号」で上陸した岬があることでも有名。

Wikipedia→グランマ号上陸記念国立公園

◯エル・ピナカーテとグラン・デシエルト・デ・アルタル生物圏保存地域

(自)メキシコ 2013年

登録基準(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅹ)

場所 メキシコの北西端あたり。

特徴 火山噴火の繰り返しで生み出された景観。

砂漠の道が東に延びるピナカーテ楯状火山と、西のグラン・アルタル砂漠

巨大で深くほぼ完璧な円形の10のクレーターは火山の噴火と崩壊の繰り返しで作られたと考えられている。

Wikipedia→エル・ピナカーテとグラン・デシエルト・デ・アルタル生物圏保存地域

おわりに

「地球生成の歴史」については、まずは地形上の特徴をビジュアルでも抑えておく。そして化石の場合はその対象と時代についてを覚える。

世界遺産検定の他にも色々なジャンルの記事を書いてますので気になるジャンルがありましたら読んでいただけると幸いです。

これからも生活の役に立つ記事、楽しい記事を少しずつ書いていきたいと思います!

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