【読書】『東大の先生!文系の私に超わかりやすく高校の数学を教えてください』(2021年9月)
こんにちは、みや兄です
毎月25日は本の紹介ということで定番記事にしていきたいと思います。
ちなみに先月の紹介本はこちら
【読書】『日本の路線図』(2021年8月)
今回は「大人になって改めて数学を学びたい」と思って読んだところ、わかりやすくて面白かったのでこの本を選びました。
少し勉強向けの本になりますが読んでみて楽しかったので紹介したいと思います、読んでみて数学をちゃんと学んでおけば良かったな、と思いました。
◯『東大の先生!文系の私に超わかりやすく高校の数学を教えてください』を紹介します
今月紹介するのは、西成活裕さんの『東大の先生!文系の私に超わかりやすく高校の数学を教えてください』です。
Amazon→「東大の先生!文系の私に超わかりやすく高校の数学を教えてください」
これは「東大の先生!文系の私に超わかりやすく数学を教えてください」の続編ということで、この本は躓きがちな「高校の数学」についてわかりやすく学ぶことや、「数学の楽しさや活用法」などを楽しむことができます。
高校編をよむまえにこちらを読むのがオススメです!
Amazon→「東大の先生!文系の私に超わかりやすく数学を教えてください」
今回読んでみて個人的に気にいった部分や良かった部分などを紹介します。
◯6日間で高校数学が終わってしまうという内容!
この本のスゴいのは抑えるところを抑え、無駄を徹底的になくしたミニマル思考でまとめられているところ。
筆者の西成さんも文系向けの高校数学ガイドとして「8割をカットした」と書いています!
高校文系数学のゴールについてもスリムにまとめてあり、
①代数=データを扱えるようになる
②解析=4つの関数をマスターする
③幾何=ピタゴラスの定理を一般化する。
そしてそのために必要なメインの学ぶべきところ、加えて応用のベクトルと微分積分が加えられています。
詳しくは下図の写真参照。
私も数ⅡBまではやってきたのですが、勘を取り戻さないと数列、関数、三角比、微積は解けなかったし、ベクトルに至っては記憶がなかったり(略)
きちんと理解して学ぶことが数学には必要だったんだな、と改めて思いました(当たり前なんですけどね、高校時代はその考えにたどり着けなかった故の現在であります。)
今は世界遺産検定1級について勉強していますが、こちらもただ覚えるだけでなく、意味を理解して覚えていきたいと思います。
興味がある方は世界遺産検定についての勉強ページがありますので見ていただければと思います。
【世界遺産】世界遺産検定2級対策(目次)
【世界遺産】世界遺産検定1級勉強用(目次)
◯難しい理論もわかりやすく表現
個人的に一番わかりやすかったのは「順列」と「組み合わせ」のところでした。
まさかの競馬で例えてくるとは!
「三連複」は「組み合わせ」
「三連単」は「順列」
確かに生活の中に数学が存在していたことを感じました。
私は年に2回くらい競馬をやることもありますが、今の競馬は買い方もいろいろあるので、そこに存在する数学もいろいろあると感じました。
◯三角比もこわくない!?
昔はcos30度といえばすぐに√3/2とか出たのですが今ではパッとは出てこなかったりして、苦戦しました。
心境はまさに下図のよう。三角比という強敵を倒すためにレベル上げしなくてはいけない感じです。
三角比はパターンを覚えたりはしましたが、それを「どう応用するのか」や「どう使いこなすか」まで高校時代の自分は考えていませんでした。
三角比のグラフとか本当に見たくもないレベルで理解不能だったのですが、三角関数は物理学者が最も使う関数であることや、意味を持って学ぶことを考えさせられました。
苦手だと思っていることも、興味が湧いて新しいアプローチをしてみると理解力が増したり、興味が深まったりしてより密度の濃い学びになると思いました。
本当に理系の人はすごいと思います、数学ができること、数学が好きなことが私には理解しがたいところではありますが(略)
私の弟は数学教師なのでその心境などを聞いてみたいと思います、仕事にするとか凄すぎるわ!
私も意識を変えて、数学を理解して楽しめるようになればいいな、と思います!
今回は高校数学を学びやすくまとめてある本、『東大の先生!文系の私に超わかりやすく高校の数学を教えてください』を紹介しました。
これからも毎月25日は本の紹介を色々としていきたいと思います!
これからも生活の役に立つ記事、楽しい記事を少しずつ書いていきたいと思います!
ではではー
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